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『300万円で大家になって地方でブラブラ暮らす法』の読書レビュー【副業で稼げるようになろう!】

ふに丸
ふに丸
こんにちは、ふに丸です!

今回から『副業で稼げるようになろう!』と題して、副業や投資に関する執筆を始めることにしました。

無事に結婚式も終わりましたが、結婚生活はむしろこれからが本番

幸せで楽しい結婚生活を送る上で『一番大切なのは家族といる時間』だと感じ、『時間を作るためには資金が必要だ!』と思い、本格的に勉強を始めています。

フニ子
フニ子
そうよ、結婚生活にはお金がかかるのよ!あなた、頑張りなさい!
ふに丸
ふに丸
いや、まぁ、そこは夫婦で一緒に頑張ろうね。僕も頑張りますので!

ということで、本シリーズでは自身の備忘も兼ねつつ、副業や投資に関して勉強した内容をアウトプットしていきますよ。

記念すべき第一弾は読書レビューということで、『300万円で大家になって地方でブラブラ暮らす方』という本について解説します。

本著はタイトルの通り、不動産投資に関する本ですが、「不動産投資とはどういったものか?」「不動産投資家の生き方とは?」「何のために投資家になるのか?」といったことを、著者の人生を通じて『読み物』として分かりやすく教えてくれる1冊です。

それでは解説に行ってみましょう!

概要と著者の加藤ひろゆき氏について

著者は加藤ひろゆき氏。ハリウッド俳優を目指し渡米、しかし夢破れ、200ドルを握りしめ地元北海道に戻り、そこから田舎の中古物件投資によって財を成した人物。

「鬼のような指値」「労働力投入」「図面舞踏会」など、独自の用語や手法(?)を生み出したユニークな人です。文章もちょっとユニーク(笑)

本著では「地方×戸建」の不動産投資の方法がメインで、そのメリットやデメリットなどの大枠が掴めます。

著者の波乱万丈な人生経験を元にしたストーリー構成になっており、難しい単語なども特に使われておらず、初心者にとって非常に読みやすい本

一方で、具体的なノウハウなどは書いていないので、いわゆる入門編、マインド本だと思います。

自身の投資事例を用いながら、「地方で不動産投資家として生きていくライフスタイル」を提唱しているように感じました。

 

『300万円で大家になって地方でブラブラ暮らす法』の注目ポイント3選

個人的に気になった内容を3点抜粋しつつご紹介するコーナーです!

田舎では田舎の方法で運営すべきだ。田舎で不動産投資をする際、「ランチェンスター戦略」と「80対20の法則」を研究し、不動産に応用した。

第3章「田舎では都会の戦法は通用しない」の中の一文。

不動産投資の手法は多々あり、初心者が不動産投資に関する本を読んでいると手法が混在しやすいが、「地方には地方の戦略を」という点をしっかりまとめているのは理解しやすいポイントだと感じました。

基本的には銀行融資を受けず、自己資本のみで物件を増やしていく点も都心の投資とは大きく違う点ですね。

田舎では、築15年前後、1000万円前後の自分の家を求めている人が多い。中古住宅の上限は1500万円だと思う。それ以上だと、田舎では新築を建てる。

続いては同じく第3章「一戸建てなら売却するのもカンタン」からの一節。

少しノウハウ的な一文ですが「地方×戸建」の相場が分かる解説です。

地方における一戸建ての売却が簡単な理由について、「地方においては、収益物件を探している投資家よりも、自分の住む一戸建てを探している普通の人の方が100倍多いと思う」と述べており、なるほど!と納得しました。

キム・キヨサキもこういった。「お金を節約するよりも、何にどう投資するかが重要よ、ケイトー」

第6章の最後の一文。憧れのロバート・キヨサキに会いにいったエピソードの最後に、ローバートの奥さんであるキム・キヨサキからの別れ際の最後の一言。

不動産投資やこれからの生活を考えると、マインドがものすごく節約思考になっている自分に刺さった一言です(笑)

節約も重要だけど、本質的に何に投資すべきか?を常に忘れないようにと自分への戒めとして抜粋しました。

「お金」もそうですし「時間」も然り。

家族のために時間を作りたい→そのために別収入を増やしたい、というために勉強している訳ですが、肝心の家族との時間が疎かになったらダメだよなぁ、、と感じた一節。

 

地方在住で不動産投資を検討している人は特にオススメ

本著の加藤ひろゆき氏は、北海道在住で、地元の物件も多く保有しているようです。

その自身の不動産投資経験に基づいて本著が書かれていることから、地方在住者(もしくはこれから地方に暮らしたいと思っている人)がターゲットになっている気がしました。

私は東京生まれ東京在住のため実施するのが少し難しいかな、と思う点があったのも事実です。

ですが、地方云々というノウハウの前に、本著では「不動産投資とはどういったものか?」「不動産投資家の生き方とは?」「何のために投資家になるのか?」といったことを、著者の人生を通じて教えてくれる「読み物」でもあります。

読み物として非常に読みやすいという点と、地方での不動産投資についての概要を理解するにはオススメの1冊だと感じました!

 

ちなみに、加藤ひろゆき氏は不動産ポータルサイトの建美家で、CASHFLOW101の「激安アパート経営」というコラムも書いています。

興味がある方はこちらのコラムもぜひ読んでみてください!