出産する病院は、住んでいる地域、年齢、母体の健康状態、希望の分娩方法などなど人によって選ぶ基準は様々ですよね。
今回は私が病院を選んだ理由や基準についてお話ししたいと思います。
・都内で無痛分娩が可能な病院について紹介
・無痛分娩は24時間対応していない病院もある
・高齢出産や子宮筋腫などのリスクが心配
・リスク対策として周産期母子医療センターがある病院を選びたい!
私は所謂高齢出産でした!かつ東京都内で無痛分娩で出産したいと考えました。こちらの記事は私のような方には参考になるかもしれません。
Contents
無痛分娩可能な病院は東京都内でも限られている
妊娠して最初に考えた事はどの病院で出産したらいいのか?という事でした。
私はこの時まで、出産について一度も調べたり検討した事がなかったので知識が浅く・・
友人達が出産した病院にお見舞いに行った事がある程度で、病院選びの基準が全くわかりませんでした。
最初は友人をお見舞いに行った事がある病院の中で、自分の家から通いやすい病院を調べたりしていました。その上で友人達にヒアリングしたところ気になる情報を得ました!
私が無痛分娩にしたいと思ったきっかけ
直近で出産した友人の体験談で、2人目のお子さんを「無痛分娩」で出産したら1人目のお子さんの「自然分娩」よりもずっと楽だったと言っていました。
そういえば、英国のキャサリン妃が出産の翌日に病院から退院する際にTVの前に現れたりしますよね?
出産後こんなすぐにすごいな!って思っていたのですが、海外では「無痛分娩」が主流で、お産後に母体が比較的楽なのですぐに退院できる・・・というような記事を読みました。
Welcome to the family. pic.twitter.com/nKSd5kh5bZ
— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) 2018年4月23日
祝・ご出産! キャサリン妃が産後7時間でスピード退院したワケ
友人の話や、記事を読んで私も「無痛分娩」にしたいなぁと思いました( ✧Д✧) !!
ただ、実際の「無痛分娩」は全く無痛ではない事を後日知りました(´×ω×`)
無痛分娩(むつうぶんべん、英: labor analgesia)とは、麻酔を用いて痛みを緩和しながら分娩(経膣分娩)を行うことである。
友人は2人目の出産だったので「1人目の出産の経験と比較して楽だ」と言ったのであって、初産で比較対象のない私にとっては一生で一番痛い体験でした(-_-;)
都内の無痛分娩の病院を検索
「無痛分娩」で出産したいと考えた私は「東京 無痛分娩」でGoogle検索し以下のサイトで一覧を見てみました。
最初はこの中から、家から通える距離で評判の良い病院を選ぼうと考えていました。
ところが、ここで気になるワードを見つけました。
「24時間365日無痛分娩対応」
私の感想は「どこの病院もそうじゃないの?」でしたが違うんですね(゚Д゚ノ)ノ
病院によっては24時間無痛分娩の対応はしていないので、「計画分娩」といって陣痛促進剤によって病院の決めた日に分娩をするようなのです。
でも出産は計画通りには行かない事もあり、例えば決めた出産日より早く産気づいてしまったり、夜中に出産となったら「無痛分娩」はできなくなってしまう場合もあるようなのです。
私は可能な限り「無痛分娩」での出産を希望していたので「24時間365日無痛分娩対応」の病院を選ぶ事にしました。
高齢出産や子宮筋腫などのリスクを知る
前述のように東京都内の24時間無痛分娩対応の病院を絞り込んだのですが、ここから病院をどうやって選ぶかがわからなくなっていました。
そこで病院選びの際の基準などを知りたくて、地方で産婦人科医になっている同級生がいたので相談する事にしました。
友人からは自分の年齢と状態、生活習慣を気にして判断して欲しいと言われました。
妊娠リスクスコアについて
東京都福祉局のホームページに「妊娠リスクスコア」というものがありまして、自分がハイリスク妊婦なのかチェックする事ができます。
妊娠リスクスコアは、分娩時の母体のリスクを予想するおおまかな目安です。低リスクであっても3%の妊婦さんに緊急帝王切開が必要となっていますし、ハイリスクであっても帝王切開や新生児への処置が必要な確率は20~30%です。
出典:東京福祉局
各病院のホームページなどにもチェック表がある場合もあるのでご確認ください!
私は以下の状態が当てはまりました。
・35歳以上の出産なので所謂高齢出産出産にあたる
・子宮筋腫がある(出産に影響があるのかは診断していない)
上記の状況から、友人から「子宮筋腫」の状況が不明なのでリスクがあった時を考えて、念のため「NICU」がある「周産期母子医療」が可能な病院にする方が安心だと言われました。
高齢出産リスク対策:周産期母子医療センター(NICU)がある病院を選びたい!
「NICU」とは「新生児集中治療室」のことで、「周産期母子医療」が可能な病院に備えられています。
「周産期」とは、妊娠22週から出生後7日未満までの期間をいい、合併症妊娠や分娩時の新生児仮死など、母体・胎児や新生児の生命に関わる事態が発生する可能性が高くなる期間です。
周産期を含めた前後の期間における医療は、突発的な緊急事態に備えて産科・小児科双方からの一貫した総合的な体制が必要であることから、特に「周産期医療」と表現されています。
出典:東京福祉局
周産期母子医療センターには、総合周産期母子医療センターと地域周産期母子医療センターがあります。
総合周産期母子医療センターとは、母体・胎児集中治療管理室(M-FICU)を含む産科病棟及び新生児集中治療管理室(NICU)を備えた医療機関です。常時、母体・新生児搬送受入体制を有し、母体の救命救急への対応、ハイリスク妊娠に対する医療、高度な新生児医療等を担っています。
地域周産期母子医療センターとは、産科・小児科(新生児)を備え、周産期に係る比較的高度な医療行為を常時担う医療機関です。
出典:東京福祉局
この「NICU」がある東京の施設の一覧が以下です。
出典:東京福祉局
この時の私は初めての出産で医師の友人に指摘されたので、突発的な緊急事態に備えて、周産期母子医療センターのある病院を選ぶ事にしました。
心配症なところもあったかもしれませんが、結論「周産期母子医療センター」があって「24時間無痛分娩対応」ということで、「順天堂大学医学部附属順天堂医院」(以降「順天堂医院」)「国立成育医療研究センター」「愛育病院」の3つから選ぶ事にしました。
その中で知人が出産した経験があった「順天堂医院」と「愛育病院」の感想をヒアリングして自分にあった方で出産する事に決めました。
完全に個人の感想なので参考にしていただくのは危険ですが、私が決めた理由として記載しておきます。
二つの病院に入院した人はいないので比較はできないのですが、「愛育病院」ので出産した友人が2人いて、産後の母乳指導はスパルタだったという事を聞きビビってしまい「順天堂医院」にしました・・。
あくまでも個人の感想ですので確かな情報ではございません<(_ _)>
まとめ:高齢出産の私が「順天堂医院」に決めるまで
私は以下の理由や基準で出産する病院を「順天堂医院」に決めました。
- 東京都内で24時間無痛分娩対応が可能な病院を選ぶ
- リスクを確認し高齢出産や子宮筋腫などの不安材料を把握
- リスク対策として周産期母子医療センターがある病院を選ぶ
以上、都内で無痛分娩の病院をお探しの方、高齢出産の方のお役に立てば幸いです。
また、高齢出産だった私が妊娠前に知っておきたかった反省点、妊娠中に使用して役に立ったアイテム、出産間近に逆子になってしまったことなどを以下の記事にまとめていますので興味があればご一読ください!